6年生へ「いのちと性のお話」

こんにちは!マルル助産院 助産師じゅんこです。

さて、小学校への講演の覚書の最後です!
お付き合いくださった皆様ありがとうございます。

もくじ

「あなたの人生を 豊かに育んでいこう!」

あなたの人生は、あなたが決めていい。

心揺れ動く6年生に届けました〜。

第二次性徴の復習

女の子の方が多く、ぐんぐんと伸びたであろう6年生。

第二次性徴のからだの変化は、おそらく他人事ではなく、女の子も男の子も 自分ごとになっている子もいるだろうな。

でも、からだの仕組みはまだまだ知らないこともあるかもしれないから、復習といいつつ、ここもしっかりと仕組みを伝えました!

なぜ、月経や射精が起こるのか?

5年生と同じように、「精子と卵子の秘密」と題して、生態を!

精子の弱点や、1日に作られる数、写生で飛び出す数など。

「え!?精子の弱点って?」
精子は、熱に弱いんだよね〜。だから精子の工場である精巣は、空気に触れやすい場所にあるんだよ〜。とか・・・。

卵子は、24時間しか生きることができないんだ!
あったかいところが大好きだから、卵子のお部屋の卵巣は、からだの中にあって体温で守られているよ!
卵子は、精子と違って数に限りがあるんだ!

こういうことを知っておくことも、自分のからだの向き合い方、そして人生設計にも関わりますね。

いのちの始まりから生まれるまで、そしてこれから

他の学年のこと同じように、赤ちゃんの胎児人形を使って、お腹の中での成長を確認します。

代表の子に抱っこしてもらうと、「思ったより・・・重たい。」という言葉が。
お母さんのおなかで大切に育んできたいのちですね。

余談ですが、担任の先生が、教えてくれました。

「普段、とっても大人しい子達だけど、代表を決めるときはみんなやりた〜いってなって、びっくりしました!嬉しかったです!」

私も、その様子が聞けたこともとても嬉しいです。

思春期の心

第二次性徴は、からだに目がいきがちではないでしょか。
まあね、見えるので当然ですね。

しかし、この時期の「心」。
とっても複雑で、ややこしくて・・・自分でもなんだかよくわからない・・・。

心とからだのつながり。

どんな気持ちを持っても大丈夫!

イライラしたり、不安になったり、モヤモヤしたり。
大好きなのに、お母さんやお父さん、先生と話したくないなあ〜って思うことがあったり、人の目が気になったり。

お友達に腹が立って、意地悪したい!というような気持ちになることないですか?

これはね、自然な感情で、大丈夫。
思っちゃいけない、感じちゃいけない気持ちはないからね。

「こんなこと思っちゃう自分がダメな子」に感じることがあるかもしれないね。
けど、そうじゃないから、安心して!
どんな気持ちを感じるかは、自由でいいんだよ。

思春期じゃないのに、じゅんこさんも思っちゃうことあります。

でも、ここは大事!

どんな気持ちを持ってもいいけど、ほんとにお友達に意地悪しちゃうのは別の話。

行動に移した時には、それは暴力です!

行動をどうするかを決めるのは、あなたです。

あなたが、安心して相談できる大人いますか?

あなたは、まだ子どもです。
子どもは、大人に守ってもらう存在。

あなたが安心して、気持ちを話せる大人いますか?

あなたは、1人で悩まなくていい。1人で苦しまなくていいよ。

悲しい気持ちを話したのに、なんか自分が怒られてもっと悲しい気持ちになる・・・。
それは安心できる大人じゃないですね。

あなたの話に耳を傾け、嬉しい気持ちを一緒に喜んで、悲しい気持ちを一緒に悲しんでくれる。そんな大人がいたら、気持ちが落ち着きますね。

安心して、相談できる大人3人見つけてみてくださいね!

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