こんにちは!浜松市マルル助産院 宮﨑順子です。
母乳育児というと、赤ちゃんへのメリット、栄養というイメージが強いのではないでしょうか?。
今回は、ちょっと視点をママに向けてみますね。
母乳分泌を促すために、赤ちゃんを産んで、30分以内に直接授乳をすることが推奨されています。
でもこれは実は、母乳の産生のためだけでなく、産後間もないママへの効果があるんです!!さて、どんな効果があるのでしょうか?
妊娠中にとっても大きくなった子宮の収縮を促してしてくれます。
おっぱいを赤ちゃんが吸ったり、刺激することで、「オキシトシン」というホルモンが分泌します。そのオキシトシンが、子宮の収縮に役立つのです。
なぜ子宮の収縮が大事かというと、出血を最小限に抑えたいのです。子宮は筋肉でできています。子宮をぎゅっと収縮させることで、胎盤が剥がれた面からの出血を抑えてくれます。
助産師としても、産後間も無くの子宮の収縮や出血の具合は、とても重要な観察点です。分娩と産後の出血が最小限に抑えられると、お母さんの貧血予防ができますね。
出産直後のおっぱいへの刺激は、赤ちゃんがお母さんの体のメンテナンスにも大いに効果があることがわかります。赤ちゃんがおっぱいを刺激することは効果ありあり。
お母さん、赤ちゃんの体調が大丈夫でしたら、母乳分泌促進と、貧血予防のためにも分娩直後のおっぱいへの刺激も大切にしてみてくださいね。
母乳・授乳・育児のお悩みは、一人で悩まずご相談くださいね。浜松市の方は、浜松市の産後ケア事業をご利用いただけます。
あなたは、どう感じますか?よかったら、いろいろお気持ち聞かせてくださいね。
最後まで、読んでいただきありがとうございます^^
マルル〜(訳:ありがとう)♡
妊娠・出産・母乳授乳育児のこと、包括的性教育(いのちと性のお話)の個別でのご相談は、一人で悩まず、抱え込まず、まずはご連絡くださいね。一緒に考えましょう。
マルル助産院(浜松市)
- 妊娠・出産・母乳授乳育児のサポート
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あなたの「こうしたい!」を応援し、伴走します。安心して、ご相談くださいね。
助産師 宮﨑順子