赤ちゃんが泣くと、理由がわからず、泣き止ますことができずに自分を責めているママがいます。わかってあげたい、泣いている理由を知って、対処したい。そんな母親の温かい想いが伝わってきます。
でも、赤ちゃんがおしゃべりして、泣いている理由を教えてくれることはありませんね。
泣いているという時は、何か赤ちゃん自身は心地悪さを感じています。
「お腹すいたよ〜」なのか「うんちがお尻についていて気持ち悪いよ〜」なのか、「うんちしたいけど、上手にいきめないよ〜」「抱っこしてほしいな〜」「ずっと仰向けだから、背中さすってほしいよ〜」いろいろ考えられます。
「泣いたらおっぱいあげてね〜」と教えられることも多いので、時には、「お腹いっぱいでちょっと苦しいよ〜」で泣いている可能性もあることを伝えると、びっくりされます。
大人も、バイキングでお腹いっぱいに食べた時には、いっぱい食べれて幸せ〜快適という意気持ちもあるけど、食べすぎで苦しいと感じて、横向きになったりしませんか?大人は自分で自分の身体を動かして心地よい状態に調節できるけど、赤ちゃんは、大人のお世話がないと体勢を変えることができません。
こんなこともあるかもしれません。
「背中が疲れたよ〜、抱っこしてほしいよ〜」と泣き始めた赤ちゃん。抱っこしてもらって一度は泣きやんでも、「この抱っこ、少し不安定だね〜。手の位置がそこにあるとしんどいよ〜」とまた泣くこともあるかもしれません。
難しいですねえ。
考えられることをやってみて、お手上げの時には、赤ちゃんの安全を確保した状態で、ちょっとその場を離れてママもコーヒや紅茶など飲んでゆったりする時間を作ってみてくださいね。大丈夫ですよ。
最後に、いろいろやって、どうしょうもないぐずりや泣きがある時は、脳の発達と関係しているとも言われています。オランダのプローイュ博士が発見した、”赤ちゃんのぐずり期”のことで、「メンタルリープ」と言われる赤ちゃんの急成長の時期です。
泣き止ませないと!と思うこともあるかもしれないけど、そのいつもと違う大泣きは、もしかすると嬉しい嬉しい成長期かもしれないです。2歳前くらいまでに10回程度あるそうです。
赤ちゃんに泣かれると、気持ちが揺らぐことがあるかもしれないけど、一人でしんどくなった時には、ぜひそのしんどいお気持ちを聞かせてくださいね。
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助産師 宮﨑順子