もくじ
母乳の成分は変化する!
母乳は、赤ちゃんを産んでからの日数や1回の授乳、1日の中でも、変化するんです。ご存知ですか?
出産後の変化
初乳(妊娠16週から産後2日目くらい)
- 感染防御因子や抗酸化物質を多く含む
- 黄色っぽい
- 脂肪や乳糖の濃度が低いので、栄養価は高くない
- ナトリウム(Na)、クロール(Cl)を多く含むので、やや塩味
成乳(産後3日目以降)
- 成乳になるにつれ、青白い半透明の色へ変化する(途中は移行乳)
- ナトリウムやクロール、タンパク質の濃度が低下する
- 乳糖と脂肪の濃度が高くなる
1日の時間帯の変化
- 脂肪分は、朝は少なく、午後に増加する
1回の授乳中の変化
前乳
- 授乳の初めの方に出る母乳
- 水分が多く、脂肪分が少ない(水分補給と栄養)
- 比較的透明に近く、軽い味わい
後乳
- 授乳の後半に出る母乳
- 前乳に比べて、脂肪分が多く、カロリーも高い
(前乳の3〜4倍) - 射入反射が起こるたびに、脂肪分は増えていく
- 白っぽく、クリーミー
いかがでしたか?
母乳は生まれてから、そして1日の中でも、さらには1回の授乳の中でも、成分が変化します。
赤ちゃんの体重の増え具合や授乳の時間や頻度などには、これらの母乳の成分の変化も関わってきます。
母乳育児でお困りごとがある時には、助産師に相談してみてくださいね^^
最後まで、読んでいただきありがとうございます!マルル〜(ありがとう)♡
妊娠・出産・育児、母乳育児・授乳のことなど、一人で悩まず、抱え込まず、一緒に考えましょう。
あるがままのあなたでいられる安心な関係を大切に、助産師 宮﨑順子が伴走します。
マルル助産院(浜松市)
- 妊娠・出産・育児のサポート
- 母乳・授乳の相談ケア
あなたの「こうしたい!」を大切に、伴走します。安心して、ご相談くださいね。
助産師 宮﨑順子